GW明けに遭った事件で、急激にメンタル面がやられてしまったことがあって、この際だから、ちゃんと病院を受診しよう、ということで予約を入れていたちょっと近所の超しっかりとした病院に行ってきた。
準備した資料は。。。
①既往症などをA4 1枚に収めたもの。
②今回の症状やきっかけ、などを書いたもの(突発性のものと、緩やかに起きているものと)。
③化学物質過敏症(CS)をサイトから簡易的に診断したもの。
④揺らいだ時の状態でMtFをサイトから簡易的に診断したもの。
受診した科目は、精神科。
いつものように、問診票には、別紙と書き連ねて、資料①に誘導していく。
そして、受付で、問診票と一緒に資料①と②を渡した。
ところが、ここでチェックが入った。
こんなに症状があると、まずは、内科的に診てどうかという診断をし、最終的に残った精神疾患的なものを洗い出す必要があるとのこと。
つまり、純粋な精神疾患しか診ないよ、とのことだった。
ここで、すったもんだが始まった。
身体的な疾患は、震え、不整脈、めまい、耳の状態、脳の状態。。。
そもそも、KS由来などで、全身に渡って、様々な疾患があるので、それらをはっきりさせたいと言ってきたんだ。
だから、それをやっていたら、生きているうちに、ここ(精神科)まではたどり着かないから勘弁してくれ! と言った。
もし、それらを全部検査するって言うのなら、こちらにも条件があるってものよ。
「クラインフェルター症候群に精通している医師がつきそう」ということだ。さすがに、そんな医者、いないよね国内には。
それでも納得しない受付の医師。
そこで、既往症の別紙を見れば一目瞭然なんだけれど、一つ一つ説明していった。
・脳はMRI検査で「こんな綺麗な脳を見たのは久しぶりだ」と医者に言わせたから大丈夫だ。
・耳は一時的なもので、今は大丈夫だし、症状は1、2時間の短期的なものだ。
・不整脈は、僧帽弁閉鎖不全に始まり、心臓にある4つの弁の閉鎖不全があり、それはわかっていて管理されている。
・手の震えは、ここの病院に昔かかっていて調べてもらっている。KS由来のものだ。
実は当時検査してくれた女医さんが今もいることがわかって、会いたくはなったが。
・・・・・
そして、やっと診察を受けられることになった。
ちなみに、ここの受付の医師は、KSは知っているようだった。
さて、診察に入った。いわゆる問診。結果的に、2時間かかったんだが。
ここで、さっき受付の医師とのやりとりが、また始まる。
どうして、医師は、こういうところを引き継がないのだろうか。
(1)GW明けの事件の時の状況。
いつ、どういう状況で、どういう症状が出て、今はどうか。。。
正直、今は症状が改善されているから、当時のことを書いた資料②を順番に読み上げていくことになる。
はっきり言って、私はイライラしていた。
(2)過去に起きている突発的な時のこと。
当事者グループで起きたこと、SNS上で起きたトラブル、他人とのいざこざ、電話の音、カウンセラーに嵌められて落ちたこと。。。
まぁ、どれも思い出したくないことばかりだけれど、まるで、他人のことのように話をしていく。
(3)どうしたいの?
今回は、今後も起きるであろう、突発的な時に対応できる薬を処方してもらいたいのが1つ。
もし、精神的な疾患があるのなら検査しておきたい。(発達障害、アスペルガー、ADHDなど)
この2つ。
(4)そのほかのこと
まず、KSのこと。
化学物質過敏症のこと(資料③)。
揺らぎの時の状態のこと(資料④)。
(5)生い立ちなど
どこで生まれ育ったか。
発達の遅れがあったか。(言語、歩き)
内向的だったかどうか。
最終学歴。
今の仕事。(過去の仕事)
いつ結婚したか。
家族構成のこと。
親近者に精神疾患者がいるか。
趣味。
喫煙と飲酒のこと。
経済状態のこと。
14年前にここの病院の精神科に掛かった時のデータが見つかったり。。。
うつ状態の周期。
躁状態の有無。
いつ頃から突発的なものが多くなったか。(東日本大震災後かな)
離人症の話もした。
学習障害のこと。
突然切れることも話した。
(5)パニック障害
パニック障害に該当するかどうか質問に答えていた。
ほぼ8割くらいは該当していったが、最後に、短時間で症状が治るか、についてはNOだった。
そこでお医者さん、アレ、違うかも、のような反応が。
実は、私もSNS上でのテストをやると、最後の方で、うーん、ちょっと違うかもしれないな、と思う質問にぶつかるんだな。
(6)最後に
まず、私の近所の精神疾患を扱う病院への紹介状を出された。
突発的な時への対処の薬を処方された。
最後に、資料①を受け取った時(最初)に発達障害だと思ったし、話を聞いていく中で確信を持った、と言われた。
実のところ、この一言はショックだった。
発達障害があるだろうことは薄々感じていた。SNS上での簡易的なテストでも必ず疑いがあると回答だったから。
でもさ、既往症の資料①は、もう記憶が怪しくなってきたから作ったもので、それで発達障害を確信したことに繋がるのか、と正直、憤りがあったよ。
医師への説明だって、KSもロクに知らないだろうから、事細かに説明をするわけだよ、こちらは。
お医者さんだって忙しい中に、時間を作っているだろうからと、一生懸命に伝えようとするのよ、まとめて。だから資料②なども作るのよ。
それをさ、そこを見て、その診断か、と。
これは、私のお医者さんへの優しさの現れなんだよね、ある意味。
良かれと思ってやっているのよ。
実際に、げーげー吐きながら救急搬送された時の救急隊員は、これを見て、何も聞かずに搬送してくれたし、他のどのお医者さんだって、これは見やすくてわかりやすいと言ってくれているわけだからさ。
ま、そんな感じでした。
でも、一限さんの私に、懇切丁寧に付き合ってくれたことには、感謝しましたので、その旨、最後にお礼を言って、帰ってきましたよ。
あー、こうして、また新しいオプションが追加されたかな「発達障害」。
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