朗報:これなら 生きられる!

30年以上前にクラインフェルター症候群(KS)とわかり、最初は男性ホルモンを医者が言うままに打って、それによる数々の副作用で狂いそうになって、2回試したけれど、辞めてしまった。

それから25年以上、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、更年期障害の状態が続くも、生きなければいけないから、と体に鞭を打ってきた。

それが3年前に骨粗しょう症との診断。

もう、何か治療をしないと死ぬ、と思って、清水の舞台から飛び降りるつもりで男性ホルモンの補充を決意しました。

しかし、清水の舞台の下には針の山が待っていました。
頭痛、吐き気、かゆみ。。。などなど、1ヶ月試したものの、お医者さんからストップがかかりました。

そして、KSの仲間たちやトランスジェンダーの方々からの意見を参考に、恐る恐るチャレンジしたのが女性ホルモンでした。

結果、砂漠の砂に水か染み込むように体の隅々にまで浸透して、本当に、身体が楽になっていったのです。
そして、輸入はせずに箱買い。
異性ホルモンなので保険が適用されず、実費。1箱1万円もする買い物になりました。
でも、身体は、あきらかに楽になりました。
できるなら、もっと早くやればよかったと何度思ったことでしょう。

そして、その後、心の性の位置と身体の位置が一致した感覚を味わいました。
もう、以前のようには戻りたくないと思いました。

そしてそして、これが死ぬまで飲み続けなければいけないとしても、ずーーーーーーっと平穏に続くと確信してました。
2ヶ月前までは。

それが、ちょっと経済的にうまくいかなくて、1万円が確保できなくなりました。
そして、10日間ほど飲めない期間ができてしまいました。

4日過ぎた頃から、体がだるくてうごかせなくなってました。
それでも、なんとか頑張ってみたものの、やっと給料日になって薬を入手したものの、飲んでも全く復旧できません。

今まで1日1錠で済んでいたものが2錠でも3錠でもダメでした。
薬が切れるとストンと落ちてしまって。

そして1ヶ月前の職場の健康診断で、心臓にノイズがある、と言われた。死の宣告。
僧帽弁閉鎖不全、という25年前に言われていた病気が再発。これはもう死へ一直線に向かうのだと思いました。
手の指がキーボードを打つと、その衝撃があって、だんだんキーボードを打つことによる痛みがひどくなっていました。
身体も、ちょっと動いただけで、休まないとどうにもならなくなりました。

私なりに考えてみました。
男性の女性ホルモンはどうやって作られるか。
男性の女性ホルモンは、男性ホルモンから作られる、というのがわかりました。
ということは。。。
わずかしかない男性ホルモンが、もしかして枯渇してしまって、いままでは、少し作られていた女性ホルモンに錠剤で補充ができていたものが、今は全くないから、錠剤の量を増やしても間に合わないのではないか、と。

しかし、この仮説を信じてくれそうなお医者さんを私は知りません。
まずは病院に行ったら、通常の検査をされて、きっと正常値だから、何もないと言われ、疲れているのなら休むしかないとか、検査結果が正常なのに休むことが必要だという診断書は書けない、とか言われるのがオチだ。
糖尿病が悪いならそれを直さなければと、薬を山のように持たされて帰っても、きっとこのだるさは取れないだろう。
心臓の検査をやっても、まだ大丈夫、手術はまだ先、と言われてしまう。

こんなに多難なことしか浮かばない。

それでも、万が一、男性ホルモンの補充が必要だね、と言われたら、補充するしか生きる道は残っていない。
あー、またあの副作用に耐えられるだろうか、精神状態が保てるだろうか、そうやって、いろいろと考えていくと、その行き着く先には「死」しか見えない。
狂って死ぬか、薬漬けで死ぬか、自分で死ぬか、いずれにしても、ダメだ、と。。。

そんな風に、死ぬことしか頭にはない自分になってしまっていた。

そんな話を家内にしていたら、あそこの「産婦人科」に行ってみたら、ダメ元で、と言われて、今日出かけてきました。
いろんな準備をして、今までの検査結果、糖尿病、肝機能、リウマチ、骨粗しょう症、クラインフェルター症候群の検査結果など。

そして、産婦人科の門を叩いたのでした。

 受付:あのー、ここは内科も診ますが、内科の検査はしませんから。
 なか:いいんです。たぶん、ここで合っていると思うので。
 受付;(困惑顔)
 受付;(明らかに、男が来る場所じゃない、と言っている)
 受付;問診票に書いてください。
 なか:(住所と電話番以外に何も書くことができない)
    (妊娠何ヶ月か、子供が欲しいか、・・・・)
 なか;(なにも書けずに、普段使っている既往症を添付して)はい、書きました。
 受付:あのー、予約がない方はしばらく待ちますから。
 なか:(全く意に介せず)はい。

待っている間、悪いことしか浮かばない。
きっと門前払いだ。
待合室にいるのは女性だけだもの。
待っている女性らが、なんでここに男がいるのよ、って思っているよ。
もしかしてトランスジェンダーなわけ、ふん、あんたが来る場所じゃないのよ、ここは。

もういくつもいくつも妄想が湧いては引っ込んで。
もう何度、帰ります、と言いそうになったか。

そうして1時間以上も待ってから呼ばれた。
思っていたことを全部吐き出して、全部聞いてくれた。

産婦人科のお医者さんの意見が欲しいんです。
私は、もう、これからどうやって生きて行ったらいいのかわからないんです。とまで言った。

そうしたら、男性ホルモンがダメなら女性ホルモン1本でいきましょうよ、と。
薬も高いものじゃなく安いのもあるし、副作用があるかどうか調べるためにまずは少ないのからやってみましょう。
もし、女性ホルモンが底をついているのなら、デポ(注射)で底上げすることもできるし。
男性ホルモンで副作用があって摂れないという理由があれば、社保は無理だけど国保なら保険が効くかもしれない。

あーーーーーー。

それなら、生きられる。生きていける。

私は、まだ生きられる、と心底思った。

これから、新しい薬で副作用が出ないか、などのチャレンジが始まるけれど、ここでなら、なんとかなるかもしれない。
よかったぁ、門前払いになりそうなのに、踏みとどまって。

よかった。本当によかった、と。





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by KSofNaka | 2018-06-08 14:24 | 治療 | Comments(0)

クラインフェルター症候群(KS:47XXY)の人生を赤裸々に、集大成のつもりで綴ります。化学物質過敏症(CS)もね。


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