素朴な疑問

これを書くのにはとても勇気がいります。

クラインフェルター症候群(KS)は、染色体が1本多く、私の場合は47XXYです。

とても簡単に書くと、染色体が46本の普通に生まれてくる方々と比べて、設計書がちょっと違うために、いや、ちょっとじゃない大きく違うんだけど、それを説明することは簡単ではないし、正直、私には無理だ。

先日、ある素朴な疑問が沸いてきて、家内と一緒にネットで検索して見た結果が以下のサイト。

男は男性ホルモン、女は女性ホルモンだけを持っている(あるいは作られる)だけではなく、反対性のホルモンも持っている。それらは、どうやって作られるんだろうか、という素朴な疑問だ。

先のサイトを簡単に要約すると、
・男性の女性ホルモンは男性ホルモンから作られる。
・女性の男性ホルモンは卵巣で作られ、女性ホルモンの10倍の量が作られる。

でだ、KSの男性ホルモンは男性の基準値以下になることが多く、私の場合は、基準値の下限の1/3程度でした。
若い時に男性ホルモンを注射で補充していた時は、基準値の高い方に近い値にあった。
それは治療前のほぼ8倍から10倍で、それはもう大変でした。

担当医からは元気になっただろう、と、まるでバイアグラでも飲んで精力爆発みたいな表現をされたけれど、現実には犯罪を犯しそうになるほどの地獄の日々でした。

そういうことが嫌でやめる人がいるように、私も体力的にも精神的にもズタズタになって補充をやめたのでした。


話を戻します。

3年ほど前に、試しに摂取した女性ホルモンが功を奏し、それまでの更年期障害状態からかなり抜け出して、今まで以上に元気を取り戻した私でしたけれど、先月、ちょっとした不注意から薬を切らしてしまい、体力を借金してしまって返済中です、っていうか、もう2ヶ月前の状態には戻れないんじゃないかと思えるほどの疲れ具合に落ちてしまっています。

ちょうど、収入が減ったら、分相応の出費を控える生活をする、のに似ています。
今は、今まで1日1錠飲んでいれば足りた薬を2〜3倍飲んで、やっと生きている状態です。
薬が切れると、体力もストンと落ちます。
そこで早く薬を補充しないと、どんどん動けなくなってしまいます。

そこで、さっきの素朴な疑問です。
このままでいいのか、ということになります。
このまま薬を日々欠かさずに飲んでいれば生きていけるのか、ということですね。つまりは、もっと有効な手立てがあるんじゃないか、とか、そういうところです。

そうしたら、男性の女性ホルモンは男性ホルモンから作られると書いてありました。
これはショックです。
私の少ない男性ホルモンから作られている女性ホルモンがどれくらいなのか。そして、その微量の女性ホルモンでは、私は生命を維持できない、となれば、答えは1つのような気がします。そう、男性ホルモンを補充すればいいんでないか。

でも、これができないのよ。

それができたらやっているってよ。すでに。

3年前にも女性ホルモンを摂る前に、当然、男性ホルモンも試してます。でも、ダメだった。頭痛やら何やらひどすぎて、しかも、いろいろと変わるらしく、周囲からの反対もあったし、私自身が受け入れられなかった。
それが、女性ホルモンをいれたら、今までの違和感がなくなって元気になった。
どうやら私には、この錠剤での女性ホルモンが合っているらしい、というのは歴然としている。

でも、身体、つまりは外観は、男性っぽくはない。いや、女性の身体にしかみえません。

とても、大衆浴場には出かけられません。

ま、出かけなければいいだけの話ですけど。

そして、この金をかけていない体を欲しがる方々もいる。体的には健康なのに。いろいろと事情があって、女性ホルモンをいれている方がいる。大金をかけて、この身体のようなものを手に入れようとしている方々。

私は、交換できるなら交換したいと思う。
この身体よりも健康が欲しいから。

ま、こういうことを書くと反発があるから、なかなか書けないってことです。




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by KSofNaka | 2018-05-11 23:00 | 思い | Comments(0)

クラインフェルター症候群(KS:47XXY)の人生を赤裸々に、集大成のつもりで綴ります。化学物質過敏症(CS)もね。


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