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これで熱が出たら。。。

今回の痛みはそんな感じで危険だった。

昨日は、日中にバイクで近くに出かけたんだけど、暑そうだったから薄着で行ってしまったんです。

行きは良かったものの、帰りは日が落ちた後だったために急に冷え込んだ中、薄着でのバイクになってしまったんです。

恐らく、それで身体が冷えに冷えてしまったんだろう。

帰宅後、夜になっていきなり胃の辺りから背中が痛みだし、歯も痛みだし。。。

こうなると、今までの経験からだと、上半身のあらゆる場所が痛くなってしまうんだ。

すぐに痛み止めを飲んだけど、それでもダメで、濡れたタオルをジップロックに入れてレンジで温めたホットパックを作ってもらった。

それでも今回はダメだった。

熱いタオルの熱を身体が吸収して、さらに具合が悪くなってしまった。

暫く、うーうー唸った後で、横になって、少し眠ったらしい。

やっと、痛みが引いて、そこでおしまいだと思ったんだなぁ。



ところが1時半過ぎ、右脇腹から背中付近に鈍い痛みが出た。

嫌な予感だった。

かつて、尿路結石で手術をする直前に悩まされた痛みだったから。

これはヤバいかも。

GWの7連休の最終日の夜だったから。明日から仕事だったから。

そっちのヤバさだった。


どんどん痛みが広がっていった。

家内が湯たんぽを作ってくれた。

だいだい今までは、湯たんぽがあれば、なんとか凌げるんだったから。

ちょっとだけ温かくなって、眠りに落ちたらしい。痛みの性でしかめっ面をしながら鼾をかいて寝ていたらしい。

実際に夢も見ているんだけど、痛みを堪えている夢だったから。

2時間後、痛みで目が覚めた。

湯たんぽでもだめだった。

もう救急車を呼ぶしかないか。

でも、運ばれた先では、痛み止めの点滴ぐらいしか打ってくれないのも知っていた。

それならと、座薬の痛み止めを試してみた。

急激に眠気が襲ってきて、また痛い夢を見ながらまどろんだ。

7時半の目覚ましが鳴った。

まだまだ痛かった。

どうするか。仕事は無理そうだった。

おしっこをしたいわけではなかったんだけど、トイレに行った。

もしおしっこが出ないとすると、かなりヤバい。水分はもちろん摂れないし、腎臓におしっこが溜まって苦しくなったら、別な恐怖が襲いかかるから、そこは考えたくなかった。

おしっこさえ出ていれば、あとは痛みさえ解決できれば、なんの問題もなかったんだけど。。。

トイレに行ったけど、チョロチョロしかでなかった。

これじゃダメだ。勢い良く出なければ、ダメだ、まだ何も解決していない。


実は、健康保険証が切り替えタイミングで、手元に保険証がなかった。

家内にお願いして、市の窓口に出向いてもらって、保険証をもらってきてもらった。


さて、病院はどこに行くか。

内科でかかっているC総合病院にするか、ほとんど行っていない近所のS総合病院にするか、はたまた結石を取る手術をしたちょっと遠くのJ大学病院にするか。

もちろん、おしっこが出ていれば、病院に行かないという選択肢もあった。

C総合病院には泌尿器科はなかったし、昔、嫌な思いでがあり避けたかった。S総合病院は良い病院だけど、最初から話をしなければならず面倒だった。

J大学病院に電話をした。11時半までに来てもらえれば、との返事。

即、行動に移した。

JR線と京王線、バスを乗り継いで、J大学病院に着いたのが5分前だった。間に合った。


予約をしていなかったけれど、なんとか別の先生で診てもらえることになった。

診察時間まで1時間あったけど、いざとなったら病院だからなんとでもなると腹をくくった。


尿検査、レントゲン検査をやって待合室で待っていたところに、今日は非番の主治医が現れた。

「あれ、どうしたの?」

実は。。。あれこれ、それこれ。。。

「熱は?」

平熱です。


すると暫くして、主治医が私のところに来て、エコーを取ってくれるらしいよ、と。

良かったぁ、主治医が来てくれて、いろいろと今日の担当医に指示を出してくれたみたい。ラッキーだった。


診察室でエコーを取った。

腎臓内に尿が溜まっているとのことだった。あ、ヤバいじゃん。


「これから熱が出るかもしれませんよ」

もう、入院を覚悟した。2、3日は出られないかもしれない。ヤバい状況の一歩手前だった。


その後、CT検査をやって、何が原因で尿が腎臓に溜まっているのかを調べた。

また血液検査で、腎臓の機能に異常がないかも検査した。


結果、尿管と動脈が交差する地点に、6mmほどの石がいて、それが尿管を塞いでいるために尿が流れていない事がわかった。

どう治療するんだろうと思っていたら。。。

薬で対応します、とのこと。

自然に尿が出て行くのを、つまり石も自然に出るのを待つとのことでした。

血液検査の結果も正常で、炎症はまだ起きていないとのこと。


安心した。

そうは言っても、痛みは周期的に襲ってきていた。

熱が出たらすぐ来てね、と言われ、薬を処方されて帰途についた。

とりあえず、痛みの仕組みは理解した。
そして、J大学病院を選択して良かったと思った。
主治医にも診てもらえたのはとても精神的にも安心したし、奇跡的なことだと思った。

そうは言っても、身体の方は、何が解決したわけでもなかった。

早く薬を飲みたかったんだけど、今度は薬局で引っ掛かった。いつもの薬局からは、在庫がありません。取り寄せになります、と。

痛みがあって、痛みを取るのが最優先なので、悠長なことは言ってられなかった。別の薬局を紹介してもらって行った。

今度はジェネリックにするしないで揉めた。

結局、1時間以上費やして、あるだけの薬を入手、帰宅した。


痛みは周期的に酷くなるを繰り返していて、今夜、どうなるかが心配。

明日は、職場の定休日でお休みなのが助かる。



さて、どうなりますか。。。


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by KSofNaka | 2016-05-09 19:22 | 闘病生活5 | Comments(0)

クラインフェルター症候群(KS:47XXY)の人生を赤裸々に、集大成のつもりで綴ります。化学物質過敏症(CS)もね。@ks10cs2naka


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