最近、異性ホルモンを注入しています。
もっとも、戸籍上の性にとっての異性であって、本当の身体の性にとって異性かどうかはわかりませんけど。
でも、今までの3回の男性ホルモン補充では、副作用に耐えられなくてやめてしまっていました。
例えば性欲。
そうでなくても、子供を作れない射精をしなければいけないだけで、どれほどの精神的な苦痛があるか。
それをやらなければいけない、ということ。
しかも1回や2回では身体が許してくれないこと。
最近は、射精の瞬間だけの快楽で、出すことはあったけど、でも体力がついてこないために、出したら意識を失ったり、思いのほか寝落ちてしまったりとよくありません。
なのに、性欲が持続してしまうことに、正直疲れ果てていました。
だから、男性ホルモンの補充をしなくても良いと決まって、とても身体が楽になった。
そして、念願だった女性ホルモンを入れられることが決まり、1ヶ月間、少量で試してみた。
副作用は全くなかった。
性欲はかなり減って、週1回あるかないか。
とっても楽。
それと、心が安定した感じがある。
これは抽象的な表現かもしれないけれど、安心した、という言い方があっているのかもしれない。
そして昨日からはその量を倍にして1錠で試している。
ちなみに、MtFの方々が飲んでいる1日の量は、ある方の場合、1回3錠で1日3回だそうです。
それからしたら9分の1。
また、同じKSで女性ホルモンを入れているある方は、1日1錠0.625mgだそうで、私のは1日1錠0.5mgだから、量的には同じぐらいかなと思っている。
期待するところ。
今回は、女性の閉経後の骨粗しょう症対策としての処方なので、今年わかった骨粗しょう症を改善することも目的の一つ。
後は、どういう風に作用してくるのか、という期待はある。
でも、MtFの方と違って女性になりたいわけではないので、多量に飲む必要はない。
今体内で起きている、原因がわからない様々な症状に、どう影響していくのか、というところが当面の関心事だ。
もっとも、ダメなら、さらに少量にして継続、または、やめざるを得ないという選択肢も残っている。
でも、やめちゃうと、寿命もそこで終わりになるような恐怖感があることもあって、やめたくはないとも思う。
本当に、私にとっては、最後の砦なんだよなー。
にほんブログ村