クラインフェルターな日々 0

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クラインフェルター症候群(47XXY)の人生を赤裸々に、集大成のつもりで綴ります。 @ikiru2hint

地震に例えるなら

今このタイミングで不謹慎だと言わないで下さい。
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ある日、長い間眠っていた左下方の断層が目覚めました。その亀裂は段々と広がって行き耐えられない歪みに変わった時、大地は悲鳴を上げたのです。その規模は、いえ規模だとわかりづらいので震度で表します。その震度は最大で5ほどでしたが、長い揺れでした。兆候はありました。水の流れが止まったのです。その頃の大地は地中深く起きていることを想像することはできませんでした。
初めて経験する揺れだったため、大地はどれほどまで揺れるのか想像もつかず、とても不安になりました。
急遽、調査隊のいる場所に運ばれましたが、ただただ上流から水を流す用に言われるだけでした。
その後、大地を調査すると右下と中央の上方にも断層があることがわかりました。大地は問いかけます。中央と左右の下でどちらの揺れが大きいのかと。回答は、中央のは大したことがないと言われるのです。大地はちょっとだけ安心しました。
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それから何年も経過し、大地はその断層のことは忘れてしまっていました。
ある日、以前、中央と言われたちょっと下付近に揺れが発生しました。新たな断層でしょうか。これは震度とすれば2ぐらいで、最初のうちは短かったので、大地はそれほど気にもしていませんでした。ところが2、3年のうちにどんどんと回数も揺れ方も揺れる時間も大きくなっていきました。最終的には、震度5が数時間も続くような揺れになっていて、頻発するようになりました。調査の結果、原因は以前指摘された中央付近であることがわかったのです。大地は大したことがあるじゃん、と思いました。
すぐに調査隊が結成されて断層の原因を排除することになりました。これは比較的簡単に排除できるとのことでしたが、大地へのダメージは小さくありませんでした。そして最後にはチタンの蓋が取り付けられました。

ところで、下方の左右の断層はどうなったんでしょうか。
実はとても不思議なのですが、最初に揺れた左下方の断層は、中央の排除タイミングで消えてしまったのです。または断層が小さくなったというべきか。不思議でした。

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そしてそれからまた数年が経過しました。
大地から赤い水が流れ出るようになりました。なんでしょう。その頃から、右下方で群発地震が発生していました。調査隊は当初、大地の骨格から派生した岩が水の流れに引っ掛かっていて傷ついているので、それが流れ出れば解決するよ、と言ってましたが、それが半年にも及ぶとさすがに大地は、調査隊を変えようと密かに思うようになりました。

大地は不安で堪りませんでしたが、もっと大変なことが起きました。
それは日本という島国の東側で大きな大きな地震があったのです。大地は、実はその大震災の震源域に近い場所で生まれ出たものでしたが、直接的な関係はありませんでした。古い別の大地が崩壊して多くの犠牲が出ました。大地は自分の身が切り刻まれている中で、さらなる大きな傷跡を受ける事になりました。
そんな中、新たな調査隊が編成され、やっと取り除くことになったのです。

ある夏の日でした。
遠くからトンネルを掘って、原因となっている大地から派生した岩を破壊することになったのですが、トンネルからどうしてもその岩が見えず、断念せざるを得ませんでした。大地は、再び深い悲しみの中に落ちました。調査隊の隊長の落胆も相当なもので、大地はしばらくそっとしておこうと誓いました。

それから一ヶ月経った頃、調査隊の隊長からもう一度やらせてくれないかとの申し出、3ヶ月後にもう一度チャレンジすることになったのです。ただ、大地からも提案がありました。トンネルがダメな時は大地を切ってくれと。大地を切り裂くのは古い方法でしたが確実でした。しかし、大地へのダメージは相当深くなるはずで、決死の覚悟でした。

そしてクリスマスセールが始る12月のとある日、調査隊がトンネルに取り付きました。でもやっぱりダメで、すぐに大地の提案方法に切り替え、見事その岩を取り出すことができました。大地は大きく傷つきました。しかも、取り出す際に新たな断層ができてしまいました。これは人工的な断層で大地にとっては想定外でしたが、仕方がありませんでした。

大地が癒えるのにはまた数年の歳月が必要でした。そんな中でも他人には言えないような悲しみや苦しみを味わった大地でした。そして人工的な断層は、今や活断層となって度々震度1〜3で大地を揺らし続けたのでした。でも、右下方の断層は鳴りを潜めました。でもそれは大地にとっては見た目だけのことで、実際には断層は活断層となって日々、岩は形成されそして日々崩れ落ちたり詰まったりしていたのでした。

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そしてついに。
そうです、実はここからが今回の本題なのです。
いきなりその崩壊が始ったのです。今回のは今まで大地も経験がないほど大規模なものでした。いきなり震度6で、しかも6時間以上も揺れたのです。いきなりの本震でした。
7じゃないのか、と言わないで下さい。これ以上の揺れがあった時のために取ってあるだけのことです。

でも、大地はこれまでの長い経験から、突然の揺れに対しての様々な対抗策は持っていました。しかし、今回のこの大きな揺れに対してはどれも役に立ちませんでした。
大地はとんでもないことが起きつつあると確信し、5年前の調査隊の隊長に相談に行きました。あいにく隊長は不在でしたが、優秀そうな副隊長がいて、色々と調べてくれました。今回のは、大地を形成するものから派生した岩がダムのように水路を塞いでしまったようでした。水は逆流してダムを溢れさせる寸前でした。ただ、まだ水は熱を帯びておらず、危険ではあるものの時間的な猶予があるとのことでした。薬品を使ってこの岩を溶かす措置が取られました。

この水が溢れるとどうなるか。
それはまるで放射能を帯びた水が大地に浸透して内部から大地の生命を脅かすのに似ていました。溢れ出る際に発熱するので、その兆候は熱で知る事ができました。

大地は、一旦戻って様子をみることにしたのです。しかし、翌日の夕方から、震度4〜5クラスの揺れが断続的に起き始めました。余震でした。でも熱はありません。水はどこからかの隙間から流れ出ているようでしたが勢いがありません。再度隊長の元へ急ぎました。もう大地は、度重なる揺れで翻弄されていてクタクタになってしまいました。隊長は、暫く様子を見るから泊まって行ってと勧めてくれました。大地は、有り難くその行為に甘えました。

その晩から、ダムに大量の冷たい水が注入されました。またダムが決壊しないような強力な薬も注入されました。圧力でその岩を押し流そうという計画なようでした。また、もし熱を帯びたなら、ここならすぐ対応できる、との考えもあったようでした。
圧力のお陰で、岩が動いたのでしょうか、流れ落ちる水量は普段の量に戻って行きました。とりあえず、当面の危険は回避されたようでした。でも、岩が流れ落ちたことを確認することができません。どうやっても、それを確認することができませんでした。

調査隊もその場所に長い時間引き止めておく事もできず、大地は解放されました。でも、中途半端な状況のままでした。またいつ大きな揺れに襲われるのかもわかりません。その岩がいまどこにあるのかもわかりません。揺れは確かに震度は1以下になって、さすがの大地もそれを迎え撃つことはできてましたけど。

そして、この断層の動きによってさらに活発化した動きがありました。例の人工的に作られた断層でした。これが絶えず震度1〜3の間で揺れ始めたのです。

まるで、日本という島国の太平洋沿岸の連鎖する地震の話をしているようではありませんか。
でも、これは、この大地が持っている特有のもので、それとは全く関係ありません。

そして、時を同じくして揺れている、九州という大きな島での揺れの時期と一致しているのは気のせいでしょうか。まったくもって不思議としか言いようがありません。

<追記 2017/01/23>
 あの大騒ぎした大きな岩の続きの話です。

 あの岩は、その後の調査隊によって、ずっと監視されていました。が、全く動く気配も見せていませんでした。
そして、もう忘れ去られたかのようでした。
そんなある日のこと。調査隊から、ところであの岩はどこでどうしているんでしょう、との問いかけが大地にありました。
監視は万全なようでしたが、実は、監視している風なだけで、岩は見えていない、なんていう洒落にもならない状況にありました。

 そこで、もっと精密な機器を使って、この岩の存在を確かめよう、ということになり、その日が設定されました。

 もう明日明日、その存在を確かめようかとしたある日のこと。

 大地の中心のあたりで、流れ出る時に、コツンとぶつかる気配がありました。岩にとっては軽い気配でしたが、大地にはとても大きな衝撃でした。地震というよりも、衝突に似ていました。響きを震度に例えるなら、震度4ほど。直下型でした。

 大地には、それが例の岩なのではないかと思いました。
その岩の大きさもある程度知っていたので、それがトンネルのような流れの途中にひっかかりはしないかと気が気ではありませんでした。

 少しだけ流れが弱まりましたが、流れが遮断する気配はありませんでした。
ただ、流れが発生する度に、震度2〜3ほどの直下型で揺れがありました。

 そして、ある日の朝のことでした。

 赤い流れになりました。
岩があちらこちらの壁を削り取りながら進んでいることを意味していました。
思えば数年前。これが半年も続いて、本当にあのときは大変だった。そんなことをちょっとだけ思い出しました。

 そして、次の流れの時でした。

 岩が、あの岩が、とうとう外に飛び出しました。

 すぐに大地はその岩を写真に収めます。
 見た感じは、あの大騒ぎした岩に似ています。
 水の流れは、しばらくしてから普段の流れに戻りました。震動はもうありません。

 終わった、と大地は安堵に震えました。

 でも、大地はちょっとだけ不安でした。
 この岩はあの岩なのか。

 もし違うところの岩なら、なにも解決していないし、むしろ問題が増えたのかも。それは当然の考えでした。

 そんな中、精密な調査が行われたのです。

 調査隊長は言いました。
 岩が見えないね、って。

 もう大地は嬉しくて嬉しくて、自慢げにこう言いました。

 実は先日、岩が出たんです。

 調査隊長も喜びました。本当に、大地と調査隊長は抱き合って喜んだ、ということにしておきましょう。
 それぐらい嬉しい事件だったのでした。

 しかし、調査隊長はこうも言いました。
 まだ、右の方に岩が2個あるよ、と。

 いつ崩れ落ちるのかは、大地にも調査隊長にもわかりません。
もう大地が大地として生き続ける間、ずっと岩が作り続けられるのを知っているからでした。

 今回の話は、とりあえず、ここで終わりです。

 またいつの日か、岩が動いたら、またこの続きをしたいと思っています。

 つかの間の平安な日々がこれから続くのかな、とも思います。いつまでも続いて欲しいですよね。





ちなみに「大地」とは、私の身体のことですが、なにか?
「古い別の大地」とは、私の故郷そのものだったり、そこに住む人々そのものやその心を指します。


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by KSofNaka | 2016-05-13 21:40 | 症状(結石編) | Comments(0)