クラインフェルターな日々 0

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クラインフェルター症候群(47XXY)の人生を赤裸々に、集大成のつもりで綴ります。 @ikiru2hint

これで死ねるから

 随分と昔には、日々死ぬ事しか考えていなかった時期がありました。

 封印の8年間。

 封印してしまっていて、どこにもなんにも残っていないから、どういう思いをして生きていたのかなんてことは出て来ないんですけど、でも死に場所を探しながらかろうじて生きていたことだけは確かでした。

 それが、生きてもいいかなと思えるようになって、さらに20年経ったある日のこと。

 お医者さんが私のところに来ましてね、耳元でそっと囁いたんです。

 「この注射で死ねるから」って。

 そしていきなり私の胸の左脇にブスッて注射針を刺したんです。

 一瞬、クラクラってして、足から崩れるように落ちて行きそうになったところを、意識だけで支える感じで、なんとか崩れ落ちるのを支えた。

 「あと2回打てば、楽になるから」。

 私の中で、いや、今はまだ死にたくない。これからなのだから。あの時代は過ぎ去ったんだから。

 いつでも死ねる、突然そういうことになっても動じない、って思っていたけど、今はダメ。

 これから咲くんだから私は。



そんな夢を見た。


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by KSofNaka | 2016-02-29 10:34 | 夢の話 | Comments(0)