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ゴキブリ(G)の効果

 独身時代に、よく部屋の中を汚くしていたときにGが出てくると、乱しているものの中に逃げられて、「負けた」と思ったことがある。そういうときには、決まって部屋の中を掃除してから、再度現れたGと対決し、勝利をものにしたものだった。

 結婚して今までも似たようなことがあったが、昨夜、結婚して初めて「敗北」を感じた。


 家内が突然「ヤー」って言って、視線をそらした。見ると4cmほどに成長した茶羽のG。瞬間的に「負けるかも」って思ったんだが、殺虫剤を持ってきてもらって噴射。Gは障子から落ちていった。でもその先は追えない。見えないのだ。私のがらくた(本人はそうは思ってはいない)の奥に落ちていったから。

 そこで、追うのはやめにして、周辺に噴射して終わりにした。後で家族が代わる代わるその存在を見つけようとしたが無駄だった。


 しばらくして、今度は、自分の調子が悪いことに気がついた。

 私は、体調が悪いときに、タバコの煙で具合が悪くなることがある。どうやら、昨夜はそういう状態だったらしい。家内には全くわからないぐらいの微量の殺虫剤のにおいに、私は大きく反応した。虫を殺す、しかも強力に殺す薬だった性か、急速に具合が悪くなってしまった。主に吐き気だが、頭痛もしてきて、起きていられなくなってしまった。ガムを噛んだり、扇風機や空気清浄機を使って、ちょっと良くなったかなって思っても、微量の残存のにおいを吸ってしまうと、たちまち、元の症状に戻ってしまう。

 結局、寝る事しかできなかった。でも、朝起きても吐き気は変わらない。
今日は糖尿病の定期検査で血液検査をする予定の日だったが、1週間延期することに。
具合が悪くて、飴を口にしないでいられない。食べずに取る検査だったので、そこで終わり。


 さて、Gはまだ見つけられない。
今回も部屋の片付けが必要なようだ。でも規模が違うなぁ。Gさんの行ける所は住居全体と考えると、自分のところだけというわけには行かない。かなり捨てないといけないかも。



 さて、Gさん効果は吉と出るか凶とでるか。。。


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by KSofNaka | 2008-10-04 10:32 | 日々の事 | Comments(0)

クラインフェルター症候群(KS:47XXY)の人生を赤裸々に、集大成のつもりで綴ります。化学物質過敏症(CS)もね。@ks10cs2naka


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